嵐山観光

嵐山・嵯峨野の
自然と歴史を訪ねる

京都嵐山は古くから歌にも詠まれており、多くの貴族がこの地に別荘を構え、
現在では「名勝 嵐山」に指定されております。

渡月橋を春の桜が美しく飾る。

嵐山の桜の歴史は古く、後嵯峨上皇が奈良の吉野山から桜を移植したと言われ、700年以上の歴史があり、現在では約1500本の桜を見ることができます。
開花時期には、山肌が桜色に染まり、渡月橋を春の桜が美しく飾ります。
満開の桜のあとも、舞い散る花びらの美しさ、新緑に覆われた嵐山が、訪問者を出迎えてくれます。

自然の美しさと、日本の伝統を感じる。

竹林の緑が鮮やかさを増し、まぶしく彩られます。
夜には、嵐山の夏の風物詩“鵜飼”。嵐山に流れる大堰川に船を浮かべ、かがり火の中、伝統的な漁法の鵜飼を見ることができます。ゆったりとした屋形船と鵜匠の手綱さばきを眺める、日常とは違った一夜を体験してください。
自然の美しさと、日本の伝統を感じることのできる嵐山の夏をお楽しみいただけます。

真っ赤に染まる圧巻の景色に時を忘れる。

紅葉で美しく彩られる、秋の京都。
その数ある京都の紅葉の名所の中でも、一番の人気を誇っているのが嵐山です。
嵐山の山全体が真っ赤に染まる圧巻の景色に、多くの人が時を忘れて見入ってしまいます。
真っ赤に染まる昼の紅葉だけでなく、夜には山々がライトアップされ、幻想的な景色に変貌します。秋だけしか見られない景色を是非ご覧になってください。

水墨画を彷彿とさせる美しさ。

雪の季節には、嵐山全体が白い世界に包まれます。
白で覆われ色の無くなった山々、静かに流れる大堰川と渡月橋の風景には、中国の水墨画を彷彿とさせるような美しさがあります。
雪の嵐山では、日常とはかけ離れた空気を感じることができます。

周辺の観光地

  • 渡月橋

    渡月橋

    平安の初期に亀山上皇が「くまなき月の渡るに似る」と言ったことから「渡月橋」と呼ばれるようになった、嵐山のシンボルともいえる橋です。
    【嵐山辨慶より徒歩約5分(⇒ GoogleMap)】

  • 保津川下り

    保津川下り

    深淵あり、激流あり、四季を映して流れる保津川の渓谷を縫って、丹波の国「亀岡」から「嵐山」までの約16キロ、2時間の自然と触れ合う船旅です。
    【URL:http://www.hozugawakudari.jp/
    【嵐山辨慶より徒歩約25分(⇒ GoogleMap)】

  • 竹林の道

    竹林の道

    野宮神社から天龍寺、大河内山荘庭園へ通じる長さ400mほどの竹林の小径。
    青々とした竹が空を覆うほど高く伸び、もれる日差しが幻想的な空間を作り出しています。
    【嵐山辨慶より徒歩約11分(⇒ GoogleMap)】

  • 天龍寺

    天龍寺

    天龍寺は古都京都の文化財として、1994年にユネスコ世界遺産に登録されました。
    亀山と嵐山を借景にした池泉回遊式の庭園は、四季折々さまざまな表情をみせてくれます。
    【URL:http://www.tenryuji.com/
    【嵐山辨慶より徒歩約9分(⇒ GoogleMap)】

  • 嵐山モンキーパークいわたやま

    嵐山モンキーパークいわたやま

    嵐山の支峰・岩田山にある、京都市内が一望できる広大なの野猿公園。130頭以上の野生ニホンザルと、野鳥や昆虫、植物など自然を感じ、体験できる場所です。
    【URL:http://monkeypark.jp/
    【嵐山辨慶より徒歩約15分(⇒ GoogleMap)】

  • 嵯峨野トロッコ列車

    嵯峨野トロッコ列車

    嵯峨野を基点に保津川渓谷に沿って亀岡に至る7.3kmをおよそ25分で結ぶトロッコ列車。
    秋の紅葉はもちろん、春の桜・夏の緑・冬の雪景色など季節を体で感じることが出来ます。
    【URL:https://www.sagano-kanko.co.jp/
    【嵐山辨慶よりトロッコ嵯峨駅まで徒歩約13分(⇒ GoogleMap)】

  • 嵐山・嵯峨野 探訪

    日本有数の名勝地であり、名刹・古刹の密集地、特別名勝・史跡、重要文化財などが数多く点在します。
    歴史風土保存地区にも指定されている日本・京都を代表する風情の中、散策を存分にお愉しみいただけます。

    国内外問わず、日本そして京都を代表するイメージとして有名な「嵐山・嵯峨野 竹林の道」、
    嵐山のトレードマークである「渡月橋」、渡月橋を臨む大堰川に終着する「保津川下り」、
    保津川下りの始発地への観光・景観鑑賞ルートを結ぶ「嵯峨野トロッコ列車」、
    嵐山辨慶の対岸にある「嵐山モンキーパークいわたやま」、
    “古都京都の文化財”として世界遺産に登録されている「天龍寺」、
    渡月橋から天龍寺や竹林の道へ向かう、嵐山本通りには京都グルメや京都・嵐山限定のお土産物や、カフェ・レストランが建ち並び、
    嵐山辨慶前から渡月橋前を横切る川沿いの通りには、京都吉兆 嵐山本店、
    嵐山 熊彦などの京料理の名店が連なり、賑やかな本通りとは異なった風情を感じる事ができます。

    また、本通りに面する嵐山への主要アクセスポイントである京福電鉄”嵐電”嵐山駅のホームには、
    どなたでもご利用いただける嵐山温泉「駅の足湯」があり、
    2004年に開湯した弱アルカリ性の単純温泉である嵐山温泉の泉質を気軽に体感していただけるスポットとなっております。

    その他、縁結びのパワースポット「野宮神社」はじめ、
    宝厳院・法輪寺、嵐山主要エリア、竹林から抜け京都随一の信仰を集める「愛宕山」の麓までには、
    落柿舎・常寂光寺・二尊院・祇王寺・化野念仏寺・直指庵などが点在し、
    地元では北嵯峨と呼ばれるエリアの代表的な名刹「旧嵯峨御所 大本山 大覚寺」、
    日本最古の人工林泉であり、大覚寺の名勝「大沢池」や周辺の田園風景と隣接し、
    大沢池と並び、古くから月見の名所として数多くの和歌の題材ともなった「広沢池」など、
    嵐山・嵯峨野(嵯峨)エリアには日本そして京都の文化と悠久の風情に包まれながら、
    何日でも、何度でも、四季折々に心安らぐ時間を過ごす事が出来る唯一無二の風景と歴史の彩が現存しています。